帰り道、復刻弁当という駅弁を買いました。昭和3年の並の弁当を復刻したそうで金二十銭也と印刷されています。
弁当は750円でしたから、750円÷20銭=3750です。つまり、当時(1928年)よりも91年間で3750倍も物価が上がったということです。あれから戦争があったし、所得倍増の時代もありました。
私が小学生の頃はコロッケが5円でした。今は80円くらいしていますから、私が小学生の頃から物価が80÷5=16倍ということになります?
(?)マークをつけたのは、私の大学時代の授業料は年間1万円でしたが、現在国公立大学の年間授業料は53万円くらいなので、授業料は53倍にもなっています。
明治時代に生まれた私のお婆ちゃんが生命保険を掛けていたのですが、受け取った金額が1ヶ月の生活費にもならない金額だったことに笑ってしまったことを思い出しました。保険をかけた時には現在の1000万円に相当するような価値の金額を掛けたつもりだったのではないでしょうか。
これからの時代、どのように変化していくのでしょうか、考えると恐ろしくなります。